仲が悪い理由とは？
永遠のテーマ「看護師と介護士の仲」について考えてみたいと思います。
必ずしも仲が悪いわけではありませんが、現実に起こりうる問題なのだと痛感しました。
介護士「看護師は座ってばかりで手伝ってくれない、働かない」
看護師「流れ作業で利用者さん本位ではない、医療行為ができる看護師の方が上」
本当にそうでしょうか？結論としては、お互いのことを知らないために起こっている勘違いでした。
以下の視点から考えていきたいと思います。
１．役割の違い
看護師と介護士はそれぞれ異なる役割を担っています。
看護師は医療行為や処置、薬の管理など、専門的な医療業務に従事しています。
一方、介護士は日常生活の支援や身体介助、レクリエーションの提供など、生活全般のサポートを行います。この役割の違いが、時に仲を悪くする原因になることがあります。
２．コミュニケーション不足
高齢者施設では看護師と介護士が密接に連携しなければなりません。
しかし、コミュニケーション不足や情報共有の不足があると、互いの仕事の理解が不十分になり、誤解や不満が生まれやすくなります。
３．ストレスと負担
高齢者施設での勤務は、非常にストレスがかかることがあります。
看護師も介護士も、高齢者のケアや状況に対処する中で、身体的・精神的な負担を感じることがあります。このような状況下では、他のスタッフとの摩擦が生じやすくなります。
４．意識の違い
看護師と介護士が施設に対する考え方や価値観に違いがあることも、仲が悪くなる原因として挙げられます。
例えば、看護師は医療的な側面に重きを置く傾向があり、介護士は日常生活の質や生活環境に注目する傾向があるかもしれません。
いかがでしょうか？しかし、このような問題は概ねコミュニケーションの問題ではないかと思います。具体的な改善方法については次回に明記しようと思います