今回は転職に生かした私の強みについてお話したいと思います
私は決して優秀ではありません。経験もまだまだ未熟です。ですが転職は成功しました。
なぜでしょうか?少し分析していきたいと思います。
このような方におすすめです
- 転職を考えているが自分の強みについて悩んでいる
- 自分の持っている強みがわからない
- 看護師の強みの生かし方がわからない
- 自分の強みは何かを考えることができます
私の武器になった強みと素質
対象者の全体像を捉える力
対象者の全体像を捉えるとは、生きてきた過程、性格、精神的、身体的、社会的など情報を集めて一人の人間を丸ごと理解することです。
看護理論を基にして臨床で事例を通して学んだ結果、上手にできるようになりました。
これがしっかりできているので、問題行動が起きた時に、何を必要としているのかを考え、感情に左右されたり、偏った考え方をせずに冷静に考えることができます。
相手の立場になって考える
私は、相手の見ている世界、目線に置き換えて想像します。追体験するということです。
ナイチンゲールが言っている「皮膚の内側に入り込む」ということなのでしょうか。
これができることで、必要な看護が提供できる、対象者に安心していただくことができます。
意見が言える、自分の考えをもつ
自分の考えはしっかりもって、発言をする。その上で話合いをし、相手の意見を聞き入れることが大切です。
若い方でも自分の意見を持つことを迷わないでください。経験上年齢が上がるにつれ、結構ごまかしたり、言わない方も多いと思います。
自分を持つことは、自信と自立につながると思います。
意見を言ったあとは、きちんと周囲の反応、意見も確かめてくださいね。
周囲には年齢が若くてもきちんと仕事のことを考えていると思われ、信頼を得ることができます
自分の看護観を大切にできる
「看護観」を大切にされていますか? 「倫理観」を持っていますか?
介護施設で働き始め、人としてどうなんだろう?、倫理観を問われる機会が増えました。
看護師は看護師免許をもって介護施設に就職します。倫理観、看護観を持った専門職として入職します。
ですが介護職員には学校を出ている人もいますが、一般職や主婦からなった未経験な方もいます。 今までの病院の常識が覆されます。またいろいろな方がいる現場だからこそ、
自分の倫理観、看護観、看護の専門性をもつことが必要です。
施設で何を看護とするのか、看護としてできることは何かなど、日々とにかく考えるのです。
コミュニケーション力
入居者はもちろんのこと、職場スタッフにも職業の壁はなくコミュニケーションをとります。
施設全体のことを考えつつ、1人1人と関係性を築くよう努力しています。
また入居者と話をすること、行事など一緒に楽しむことが好きです。仕事を楽しむことができるのは大きな強みです
おわりに
私の未熟さをカバーしているのは、人間の理解と偏ったり感情に左右されずに冷静に考えることではないかと思います。
看護師経験の中から学びや技術を積み重ねてきました。
転職するために必要なことは、自分の強み、素質について明確に表現することではないかと思います。
自分の強みや素質がわからない人は、褒められることは何か、ポジティブに自分のことを考えてみてください。
自分の良さに気づくことができるのではないでしょうか。